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一軒家を手放す場合
老後生活を豊かにする目的で一軒家を手放す事例や家族の他界にともない一軒家を売却。今後の生活費を確保した体験談をご紹介します。近隣トラブルによって売却する際に、買い手へのおすすめ説明方法も参考にしてください。
一軒家を手放した事例
老後の生活資金を確保するために売却
老後の生活を豊かにするために、築30年の3階建て物件を売却した体験談をご紹介します。
もともとは両親と同居していたところ、両親がなくなり子どもたちも巣立った夫妻。退職後の住宅ローン返済がどんどん負担となり、家を売却することで老後の生活費に回せないか検討することに。夫妻2人は広々とした一軒家に住んでいましたが、残りのローン返済と生活維持が難しくなったので売却を決めました。
家と土地は無事に売却ができ、売却利益で住宅ローンの残債を返済に成功。2人の生活費をしっかり貯金し、残りの予算で新しい家を購入しました。現役時代と比べて限られた家計のやりくりを行う老後の生活で、住宅ローンの返済から解放されホッとしているとのことです。
パートナーが亡くなったことがきっかけで売却
一緒に住む人数が変わるタイミングは、一軒家を売却するかの検討タイミングです。夫や妻が先立ち子どもと暮らす場合は、住まいが広すぎないか確認しましょう。無駄に広い家に住み続けず、物件の売却額で充実した生活を実現した体験談をご紹介します。
事例では4LDKの一軒家から子どもと暮らせる2LDKの中古物件に引越し、売却利益を生活費や貯金に回したそうです。住宅ローンの返済が不要な物件は、まとまった金額を現金化するために一軒家を売却する方法があります。
パートナーが住宅ローンの返済前に亡くなったときは、まず団体信用生命保険に加入しているか確認します。加入していれば今後の住宅ローン返済は免除となります。自分だけで今後の生活ができるかどうかを検討しましょう。
騒音や人間関係のトラブル理由で売却
憧れのマイホームを購入しても、周辺住民のトラブルまでは予測不能。残念ながら住むまで気づけない内容も多く、築数年で一軒家を売却した体験談から近隣トラブルで売却した事例もあります。
一軒家を売却した理由で多いのが、「ピアノの騒音ストレス」や「町内のゴミ置き場マナーが悪い」、「教育水準に不満」などでした。耐えられるかは個人差によりますが、リラックスしたい家で強いストレスを感じるのは辛いでしょう。
近隣トラブルやネガティブ理由による売却は買い手がつきにくいので、不動産会社に一軒家を売却する理由を相談してください。「親と二世帯住宅を建てるため」や「急な転勤が決まった」などが、当たり障りのない説明としておすすめです。